鮎川信夫研究
A Study on Ayukawa Nobuo:Focusing on ‘Death’
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第46輯
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2009.08315 - 332 (18 pages)
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本稿では現代日本の代表詩人である鮎川信夫の詩に現れている「死」の表現様相について考察した。 まず、いわゆる「15年戦争」とからむ戦争体験が彼の詩的基層を成していた。死が日常化しつつある状況の中で、<死への馴致による死と生の混在>という詩的方法が確立されていた。 次に、戦争で死んだ死者たちの象徴として「M」と死にそこなった自分という構図の中で、<死者の代行者としての自己定位>が行われていた。また、鮎川が「戦争で死んだM」のことを繰り返し書き続けたのは、一種の 「フラッシュバック」であり、そして「死」をテーマにした詩を創り続けたのは、「死の衝動」のデフォルメであった。 しかし、鮎川の「死への傾斜」には個人の死の集合体としての文化という彼特有の文化観が反映されており、それをモノローグしようとするとき、一番有効な詩的戦略が「死の衝動」による戦争体験の言説化、つまり、<あの時>へのフラッシュバックであった。
초록
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.本論
Ⅲ.おわりに
参考文献
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