異文化コミュニケーションと通訳能力の相関関係に関する一考察
A Study on the Cross-cultural Communication and Interpreting Skills-Focused on Interpreting from Korean to apanese
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第48輯
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2010.0269 - 86 (18 pages)
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本稿は、通訳に関する問題にアプローチする際、異文化コミュニケーション能力という視点に問題意識を設定することが如何なる意味があって、そうした発想に基づいて通訳の能力と役割を論じることが異文化理解と如何なる関わりをもつのか、また、通訳の理論, 実質性において異文化コミュニケーションがどのように寄与するかについて疑問をもつ部分から 始まる。こうした疑問から本稿では異文化コミュニケーションに概観しつつ通訳における異文化コミュニケーションの位置づけを検討したい。特に異文化に対するコミュニケーション能力が通訳能力とどのような関わりがあって、如何なる影響を及ぼすのかなど相互の関連性について考察し、今後の異文化コミュニケーション教育と通․翻訳教育の現場で生かしていくつも りである。本稿の考察の結果、今後の通,翻訳の教育現場では異文化コミュニケーション能力を養うために言語能力および知的能力を涵養するプログラムを実行しつつ、それらに対する文化的意識を高め、異文化の諸問題に対処できる基本的能力をも通訳のスキルの一つとして習得できるような教育を行わねばならないと思われる。
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