本稿は、文を名詞化する働きのある形式名詞こと․のについて、その言語運用の考察と、使い分けの効果的な纏めと分類とを目的としている。先行研究などを踏まえて考察した結果、こと․のの使い分けの約は体言化制約と述語制約とに分けられることが分かった。まず、体言化制約は吳賢淑(2003)と羽鳥玲子(2009)が論じている。韓国語‘것’に置き換えられる名詞が存在する場合はのを、そうではない場合と、‘~ㅁ’‘~기’‘~음’にしか置き換えられない場合はこと․のを取るというような分類をしている。しかし、韓国語の対照では必ずしも当てはまらないことが分かった。そして、述語制約の共通する論は、名詞句を作る時、感覚․動作性などの述語の前ではのを取るし、思考․伝達․意志․表示などの述語の前ではことを取るということである。また、こと․のを取るのは認知․態度․学習․話し手の感情の判断に関する述語の前である。しかし、文の前後関係の意味、即ち文脈で述語制約と繋げて考えなければならないこともわかった。そういう制約を<表1>と<表2>でまとめた。体言化制約と述語制約の細かな例文の提示を通して、異見を縮めるのは、今後の課題として残っている。
1. 서론
2. 선행연구
3. こと․の의 기능상 분류
4. こと․の의 문법제약
5. 결론
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