학술저널
芥川龍之介の大導寺信輔の半生考
A study of Akutagawa Ryunosuke's ‘Daidoji Shinsuke's Hansei’
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第50輯
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2010.08231 - 250 (20 pages)
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本稿は、大導寺信輔の半生――或精神的風景画における虚構性に重心を置き、芥川の内面的心象風景を凝視し理解しようとしたものである。要するに、副題或精神的風景画の持つ意味を、作品中に描かれた表現と意識に沿っていかに分析し、それによって、芥川が構築していたその虚構化の中に秘められた自己意識を探ろうとしたのであるが、そこには、自伝的事実が述べられていると言うよりは、半生を通じて自己が求めてきた絶対への通路と、その道で遭遇した自意識の吐露とを、如何に風景画とするかに主眼があったと思う。そのためか、主人公信輔と作者芥川との間にはある距離が保たれていて、この作品を読むに当たっては、むしろ、母の問題の回避隠蔽という実の不徹底に作家的限界を見るよりは、虚構化によってしか語られない <内面的真実>に、眼を向けるべきではないかと思われる。
Ⅰ. 序
Ⅱ. 第一章本所
Ⅲ. 第二章牛乳
Ⅳ. 第三章貧困
Ⅴ. 第四章学校
Ⅵ. 第五章本
Ⅶ. 第六章友だち
Ⅷ. 或精神的風景画の意識
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