학술저널
平安時代後期の漢文学は、一般に類型化・形式化が指摘されるなど、前時代の漢文学に比べて低い評価がなされることがある。しかしながら、その作品の詳細な分析は遅れている。本稿では、当時の文学様相を鑑みる際のサンプルとして、釈奠の場でつくられた詩序を用いて、類型化が生まれる状況を検証するとともに、それが単なる劣化というに留まらない、社会的状況を踏まえてのことであることを論じる。
一. はじめに
二. 釈奠について
三. 「本朝文粋」の釈奠詩序—菅原道真の釈奠詩序—
四. 「本朝文粋」の継承—大江澄明の釈奠詩序—
五. 「本朝続文粋」の釈奠詩序—藤原明衡の釈奠詩序—
六. 釈奠詩序の継承—藤原有信、藤原敦宗の釈奠詩序—
七. まとめ
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