다자이 오사무의 異界形문학에 관한 고찰
A study on the unreal world in the works of Dazai Osamu
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第51輯
-
2010.11351 - 376 (26 pages)
- 81

日常の現實で素材をとっているのではなく、異界を書いている太宰治(1909-1948)の獨創の空想作品を異界形の文學と定義づけて、本稿ではこの異界形の文學について考察をこころみた。作品としてお伽草紙の中で、瘤取り浦島さん舌切雀そして、竹靑と魚服記を選んだ。異界形の文學を考察することは、太宰の理想だけではなく、彼の意識․無意識の世界觀、そて、文學の本質を探求する作業になるであろう。異界形の作品の主人公たちは現實的に無能力者である。彼らの側には現實的な家族が置かれているのである。したがって現世で寂しく孤獨な彼らは願望する非現實の異界へ向かう。この異界というのは常に現實と共存していて、現實からの解放と救濟の空間である。しかし、主人公たちはかならず現實へ帰るのである。このような道程を考えれば旅行の意味を持っているのである。従って、太宰の理想の世界への逃避は旅行者の立場での夢想であることがわかる。そして、主人公たちの異鄕は水の中である。それゆえに、‘水’は太宰の無意識的な安息所で願望の世界であることがわかる。異界へ入るためには、必ず關門である文學的な裝置と媒介體が存在して、これらは水のイメージ、退行と母性の象徵を持っている。また、異鄕である水底の中にはいつも女性がいるが、これは‘水’が女性性の象徵として現れたものである。最後に、異界形の作品では太宰のアニミズムとトーテミズムの世界觀も見られる。以上によって、本稿では異界形の文學によって太宰の藝術的․心理的な世界觀の樣相を見ることができた。
1.서론
2.본론
3.결론
(0)
(0)