학술저널
高御産巢日神の一考察
A Study of Takamimusuhinokami in the “Kojiki” and “Nihonnsyoki”
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第51輯
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2010.11377 - 400 (24 pages)
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本稿は、天孫に降臨を命じた神、つまり司令神のうち、タカミムスヒに焦点を当ててその神の特質や性格などを明らかにしてアマテラス以前の皇祖神の原態について考察したものである。古事記と日本書紀の天孫降臨神話には、司令神に焦点を絞ってみると、タカミムスヒ系の降臨神話と、アマテラス系の降臨神話、また両方を統合した形の三種類の降臨神話があり、皇祖神の二元構造が浮かび上がってくる。そこで本来の司令神を追求してみた結果、天孫降臨神話は本來司令神のタカミムスヒがホノニニギを直接降臨させる伝承であって、アマテラスよりタカミムスヒが本來の命令神․司令神と意識されていたと考えられる。タカミムスヒの神格については、タカミムスヒを日の神(=太陽神)と想定した上で、さらに古代韓國の諸國の始祖伝承を考察した結果、そこには天․天帝=日神(太陽神)の觀念を含み持っていて、それをもってタカミムスヒ=日神は古代韓國に見られる天の至高神(=日神)の到來によるものと捉えた。それは顯宗紀三年の記事からタカミムスヒ信仰の軌跡が韓半島に近い對馬や壹岐あたりと密接なかかわりをもっているからである。
一、はじめに
二、'古事記','日本書紀' におけるタカミムスヒ
Ⅲ. アマテラスのみを司令神とするもの(『日本書紀』一書第二․第一)。
三、タカミムスヒの神格
四、古代韓國の始祖伝承における天神觀
五、結び
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