학술저널
日野啓三はわが国と縁の深い作家である。彼は五歳の時に朝鮮に渡ってきて日本の敗戦まで11年間こちらで生活した。また1960年には戦後初めての新聞社の特派員としてソウルで8ヶ月間滞在し、その時知り合った韓国人女性と再婚した。本稿では「還らぬ旅」, 「批岸の家」、「風の地平」、「台風の目」など、朝鮮ㆍ韓国を題材にした小説を対象にして、日野にとって朝鮮、韓国は如何なる意味を持っているか、または作中に朝鮮、韓国をどのように描いているのかについて考察してみた。日野啓三は‘向う側’を絶えず探し求めた作家であると言える。彼が自分の‘向う側’を構築していく契機を提供したのが韓国人妻であり、その過程を描いているのが韓国人妻との家庭生活を書いた「批岸の家」から「彼岸の墓」までの作品である。 1993年に刊行された自伝的小説「台風の目」では、朝鮮の京城と密陽が 一つの原風景として描かれている。海峡のどちらにも帰る所はないという歸巢喪失者ないしは存在證明不可能者としての日野啓三の二十余年に渡る‘向う側’探しの終りは、結局振り出しに戻ってしまい、そこは自分の失われた故鄕、朝鮮であったのである。
1. 들어가는 말
2. 본론
3. 맺는 말
참고문헌
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