『伊勢物語古意』についての考察
A study on Isemonogatari-koi
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第54輯
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2011.08273 - 292 (20 pages)
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本論文は、『伊勢物語古意』の内容的な特徴を考察したものである。『伊勢物語古意』の内容的な特徴について考察してみると、まず、物語と歌を理解する態度については、「興」を通じて説明しているが、「興」というのは作者の技巧によって表現された内容を表している所で、物語と歌を理解するためには「興」を考える必要があるが、読者が作者の「興」によって、作者の本当の意味を読み取らないのは誤りであるということを示している。次に、「時世」を反映する注釈態度については、「時世」を反映している「制」と「令律」について詳しく説明しながらも、素直な「古人」と古い治世の時を知るべきであることを示している。また、「古語」を重視する注釈態度については、「古語」を正確に理解すべきであることを強調している。古えの言葉と心を解明する際には、日本古代の言葉である神代の言葉の意味と『古事記』、『日本紀』の歌の心を明らかにすることが重要である。最後に、歌については、素直な心が感じられる自然な表現の「古歌」の重要性を表し、また、「古歌」の理解を通じて、歌を詠むのが重要であると強調している。 以上のように、契冲や春満の後を受け、形成したものである『古意』は、古えの歌を詠むこと、「古語」の読解、古えの治まり、そして「古人」の心というすべてのことを含んでおり、日本古代の追究を通じて、国学者としての真淵の面が見られる注釈書であることがわかる。
1. はじめに
2. 注釈の内容
3. おわりに
参考文献
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