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학술저널

靖国問題から見る人を神に祀る習俗

A Study on the Deified Persons’ Rites of the Japanese Culture : A Perspective from Japan’s Visits to Yasukuni Shrinere

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日本では近代国民国家形成期における「英霊」と「招魂」の碑や祭りがあるが、戦死者を英霊として祀り、各国のやり方で戦死者のための儀礼を行うことは諸外国の場合とそれほど変わらない。しかし、その戦死者が「神」として昇格し、「軍神」として祀られる点において特殊性を帯びる。本稿では、比較文化的の観点から日本の「人を神に祀る習俗」について考察を進める。具体的には、人を神に祀る習俗の変容や軍神の創造過程を検討するとともに、それが靖国神社に祀られている神「英霊」へとどのようにつながっていくのかを検討する。そうすることによって、靖国神社に祀られている神は強い霊力を持って、タタリをもたらす神とは異なり、軍人で軍隊の命令の下に行動し、死亡が確認されたものが「神」として祀り上げられることがわかった。こうしたことから靖国神社における「英霊」は日本の伝統的な人々の心性や民俗文化的な歴史に基づいて説明するのではなく、「人を神に祀る習俗」から逸脱した神観念として別の次元から論じる必要があると思われる。

1. はじめに

2. 人を神に祀る習俗

3. 軍神の創造

4. おわりにー民俗と国家イデオロギーの間ー

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