학술저널
本稿は『奥入』にその名を残しながらこれまで杳としてその実態が知れず、内部徴証以外に検証する術のなかった『源氏物語』の欠巻「輝く日の宮」を、外部資料をもとに分析し、その内容を再現することを目的とする。方法としてとったのは『源氏物語』の作者である紫式部の家集、『紫式部集』の冒頭七首の詞書、及び歌を語義に忠実に解釈することで、先行研究が内部徴証により示した「輝く日の宮」の巻の四つの重要なエピソード、つまり①光源氏と藤壺との最初の逢瀬、②光源氏が六条御息所のもとに通うようになったきっかけ、③朝顔の姫君に最初に朝顔の花を贈る場面、④筑紫の五節との恋、との比較、検証を行う。結果として、『紫式部集』の冒頭七首が「輝く日の宮の巻」の物語歌をそのまま残したと見て差し支えないほど再現性が高いことを確認するものである。
일본어요약
Ⅰ. 序
Ⅱ. 「輝く日の宮」の巻の概要
Ⅲ. 「輝く日の宮」の巻の痕跡と思われるもの
Ⅳ. 『源氏物語』の初期構想
Ⅴ. 結論
参考文献
(0)
(0)