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학술저널

談話における反復表現ㆍ省略表現に着目したト条件文

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順接接続助詞トを用いたト条件文の制約のひとつとして、後件のモダリティ制約が挙げられる。しかし、実際のコミュニケーションの中では、聞き手への働きかけがあるト条件文が見られる。モダリティ制約がある以上、ト条件文を用いて聞き手に働きかける際には何らかの働きかけを示す要因が必要である。また、ト条件文における、聞き手への働きかけの有無の判別は、一文からだけでは不可能である。そこで、より擬似的な話しことばのト条件文を考察することを目的として、漫画の会話文からト条件文全730例を収集し、談話のまとまりにおけるト条件文を分析した。 本調査の結果、聞き手への働きかけの有無と後件の期待性の観点から、ト条件文は、働きかけがない事実文と、働きかけがある警告文(後件が反期待性)ㆍ提案文(後件が合期待性)の機能を持つことが分かった。事実文では、ト条件文は聞き手にとっての新情報として事実を提出するため、先行文脈に反復表現は現れないことが分かった。一方、働きかけがある警告文ㆍ提案文では、ト条件文の前後の文脈に同様の機能を持つ働きかけ(命令ㆍ勧め等)を示す反復表現が現れることが分かった。この両者の相違点が、ト条件文の聞き手への働きかけの有無の判別において、大きな判断要因となることが指摘できた。

일본어요약

1. 研究目的

2. 研究方法

3. 聞き手への働きかけの有無と後件の期待性から見た、事実文ㆍ警告文ㆍ提案文

4. 全体の調査結果

5. 聞き手への働きかけがない事実文:「笑うとかわいい。」

6. 聞き手への働きかけがあるト条件文

7. 結論

参考文献

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