野口米次郎の植民地経営に対する認識
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第66輯
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2014.08297 - 312 (15 pages)
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本稿は、日本語と英語の両言語で執筆していた国際派詩人の野口米次郎が、近代日本の膨張政策や植民地経営について、1910年前後にどう考えていたのか、とりわけ韓国併合に対していかなる認識を持っていたのかについて検証したものである。1910年当時は、『太陽』も含めて大多数の新聞雑誌が韓国併合を正当化する論調を示しており、それに対する批判や異論の声はきわめて少なかったが、そのような中、滞米生活の長かった野口の主張には彼独自の見解が見られる。野口の植民地経営に対する意識は、じつは滞米中の1904年ごろから始まっており、欧米寄りの視点が強く見られ、1910年頃には韓国併合への批判をする。それはいかなる論理であるか、本稿では、従来取り上げられたことのない資料をもとに、のちに日本主義を喧伝することになる詩人が、当時英語で何を発信していたのか、野口の主張が同時代の他の言論者たちとどのように異なっていたのかを検証し、彼の植民地経営の意識と変遷について論じた。
일본어요약
1. はじめに
2. 1904年当時の東アジアへの視線
3. 日露戦争の擁護と国際政治認識
4. 1910年時点の韓国認識
5. おわりに
参考文献
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