日本古典を専攻した者として日本古典関連科目を教えるというのは、本 人の専攻を生かすという意味で望ましいことであるに違いない。が、実際の授業の場では、古典の難しさゆえにままならない場合がしばしばある。本考察では、大きく二つに分け、筆者が担当している古典科目の教授法を概観し、授業前後にそれぞれ一回ずつのアンケートを実施した結果を分析した。その結果、受講者は「古典科目は難しい」と認識しており、それが古典嫌いにさせたり、受講科目に満足できない結果を招いたことが分かった。一方、古典教育の目的及びその意義については、古典がその時代を反映していることから、昔の人の伝統文化や価値観などを教えられる教材となり、現代のわれわれになお、有益を与えてくれると言える。これはなぜ、韓国人であるわれわれが、日本の古典を学ばなければならないかの問いへの答えにもつながる。日本の古典を教えるのは、わたしたちが日語日文学を学んでいる学生たちを教えている立場にあるからである。古典の普遍的な有益さと日本の伝統文化を学ぶ教材として古典科目は必要であり、それを楽しく習得させる方法については、これからも追求し続けていかなければならない。
일본어요약
1. 들어가기
2. 고전과목 개설현황 및 수업 전후 설문조사
3. 일고전교육의 의의와 앞으로의 과제
4. 나가기
참고문헌
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