韓日両言語の結果継続に関する一考察
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第68輯
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2015.02199 - 222 (24 pages)
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現代日本語における結果継続は動作の結果によって得られた状態の持続 を表すアスペクト的意味である。このような結果継続というアスペクト的意味は動詞の語彙的意味から解放されず、必然的終了限界を持つ主体変化動詞において実現される。しかし、日本語の中でも宇和島方言では<シトル>という結果継続を表す専用形式があり、変化動詞だけでなく、動作動詞とも結びつくことができる。一方、韓国語においても共通語の場合は結果継続を表す<해 있다>形式があるが、この<해 있다>形式も日本語の共通語と同じく主体変化動詞のみと結びつき結果継続の意味を表す。しかし、済州市方言の場合は宇和島方言と同様に結果継続を表す専用形式である<연잇쩌>形式があり、主体変化動詞だけでなく動作動詞とも結びつくことができる。 本稿では、このように日本語の共通語と宇和島方言と同じく、済州市方 言も共通語とは異なるアスペクト体珪素見せていることに注目し、特に済州市方言の中でも結果継続を表す<연잇쩌>形式と宇和島方言の<シトル>形式の対照を中心に考察を行った。
일어요약
1. はじめに
2. 先行研究
3. 問題提起及び本稿の立場
4 <연 잇쩌>と<シトル>
5. おわりに
参考文献
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