「だに」 「すら」 「さえ」의 역사적 변천
The Historical Changes of the Adverbial Particle "dani" "sura" "sae": With the usage of "dani"(Ⅰ)
- 일본어문학회
- 일본어문학
- 日本語文學 第70輯
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2015.0847 - 70 (24 pages)
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8世紀の「だに」の用法は、大きく願望と否定の述語句と呼応する表現に 用いられ、統語的には係助詞に近い性格を有していたと思われる。このような「だに」の係助詞的な性格は、願望や否定表現といったような文末制限機能として働くが、それは一般的な係助詞による係り結びのような文法的な機能とは区別されるものである。 「だに」が10世紀にはいって肯定表現の述語句と結ばれるようになるの は、依田(2005)による否定スコープの再分析によるものであると考えられるが、それが8世紀にはではなく、10世紀に起こった理由としては「すら」との関係によるものであると解釈される。すなわち、肯定表現と呼応する「だに」の用法である「極限」と「類推」は、8世紀には「すら」が担っていたのでいわゆる棲み分けをしていたと判断される。10世紀になって「だに」が肯定表現と呼応するようになったのは、「すら」が仮名文学作品には姿を消し、漢文訓読文に用いられるようなり、その不在を埋めるためであった。17世紀の「だに」の用例は激減し、文語文において仮定条件句に主に用いられ、事態の実現を期待する意味を表していた。19世紀初めから20世紀末までの「だに」は、肯定表現と呼応する文においては、軽い事柄を擧げて範列関係にある要素を類推する意味として使われた。現代語における特徴としては、形態的かつ意味的な否定表現と呼応する形、中でも慣用的な否定表現として用いられたことが取り上げられる。
일어요약
1. 들어가기
2. 係助詞ㆍ副助詞ㆍとりたて詞
3. 선행연구 및 문제제기
4. 「だに」의 특징과 변천
5. 나오기
참고문헌
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