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학술저널

翻案小說の〈固有化〉 の技法について

Individualization of Adaptations of Classical Chinese Stories - In the cases of 龍宮赴宴錄and 竜宮の上棟-

DOI : 10.31666/jspklls.2018.8.13.103

翻案小説が成立するためには自国化、もしくは固有化の技法が必要となるが、それには時代背景や登場人物のキャラクターなどの再設定の他にも、各国の民間信仰や説話·伝統的な習俗、および作品を受容する作者の置かれている社会的·文化的、もしくは文学的な環境も重要である。なぜなら、日中韓のように文化的な基盤に共通項がありながらも様々な相違が存在する場合、その相違が微妙に作品成立に影を落とすからである。 本稿は、瞿佑の『剪燈新話』所収の「水宮慶会録」とそれをもとに翻案された金時習の「龍宮赴宴録」や浅井了意「竜宮の上棟(むねあげ)」 を事例に、①龍宮への移動手段、②龍神の娘の婚姻モチーフ、③三水神の名称、④妖怪·異物ら、⑤胡人採宝譚の痕跡などに注目し、翻案小説の技法について考察を試みた。その結果、翻案小説における自国化の技法が場所や人物設定については比較的単純なのに対し、民間伝承などが関与すると意外なほど歴史的文化的な奥行きを見せ、また、作者の社会的なあり方や文学史的な位置も作品構成や文章表現の選択に影響を及ぼし、それらが渾然一体となって新たな文学世界を生み出していることが明らかになった。 従来、『金鏊新話』研究は作品の主題や独自性といった作品論が主だったが、本稿は作品の構成や文章表現の取捨選択がいかなる文化的な条件のもとに行われたか?言い換えれば、作者の視点に立てばどのような選択肢が存在しえたか?に注目したものである。このような作業を積み重ねれば、小説技法の解明がより深化し、翻案小説の読解に新たな展開をもたらすものと期待できよう。

一.はじめに

二.龍宮への移動手段

三.龍神の娘の婚姻モチーフ

四.三神および妖怪·異物などの名称、その他について

五.おわりに

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